UnNews:日本の「ゴミ拾い」魂、不発 東京ヤクルトスワローズ

【2023年9月4日 配信】

たびたび、海外メディアで取り上げられる日本サポーターの「ゴミ拾い」――我が国の国民精神を表すものとして評価されるこの行為が、近年あまり行われなくなっているようだ。3日に行われた東京ヤクルトスワローズ阪神タイガースの試合でのファンの行動が話題になっている。

トレンド入りの様子。

荒れた試合だった。最速でマジック点灯にこぎつけた阪神に対して、リーグ5位に沈むヤクルトは手も足も出ず初回から大量失点。終わってみれば1-7の大差となった。

問題になったのは、9回表・近本の打席。ヤクルトの投手山本が放った2球目が近本に直撃したのだ。近本はその場にうずくまり、そのまま交代。8月13日にもヤクルトは阪神・梅野に対して死球を与えており、球場は非常に険悪なムードに。DJの非常識なアナウンスもファンの反感を招いた。

しかし、今回の事例の特殊な点はそれだけではないというのだ。野球専門家のN氏は次のように語る。「普通『ファン』と呼ばれる人々は、自分の応援するチームが負けたりうまくいかなかったりする際も、擁護するものでしょう。ところが今回の死球については、ヤクルトファンからも批判のコメントが相次いでいるのです」

確かにSNSのX(旧Twitter)では「ゴミ球団」がトレンド入りし、その投稿者にはヤクルトファンを名乗っている者もいる。自らのチームを擁護するのではなく、むしろ積極的に「ゴミ」と呼んで卑下する点には、N氏も驚きを隠せない様子だった。

「しかし冷静に考えてみれば、ゴミは最終的に捨てるもの。ファンやサポーターの側も、ゴミを拾うだけでなくしっかり『捨てる』ところまで責任を負わなければならないのかもしれません」と、N氏は真剣なまなざしで語る。日本の「ゴミ」が今後どう扱われるか、注視する必要があるだろう。


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