叡山電鉄デオ700系電車
叡山電鉄デオ700系電車(えいざんでんてつでお700けいでんしゃ)は、現代の叡山電鉄を創り出した叡電近代化のエースである。と同時に1987年製なのに最古参車。どうなってるんだ…。
コンセプト編集
1987年のデビュー当時の叡山電鉄は今みたいに師匠のおけいはんとの連絡もなく鉄道ネットワークから切り離された状態で、まさしく孤独死寸前の最悪の状態であった。また最悪の状態故に車両も戦前製のデナ21とか戦後すぐに製造されたデオ200とかが主力で末期の野上電鉄と同じような状態だった。野上電鉄では作る以前に廃線になってしまった為、作れなかった近代化のための新型電車を叡電ではそれらの古い電車の車体だけを載せ換えて、床下機器等はそのままで製造するという荒技に乗り出た。結果、従来型のままでは無理だったワンマン運転を開始することが出来るようになり、車掌をある程度、削減出来て、経営改善という素晴らしい連鎖を繰り返すようになり、結果としてその連鎖はおけいはん黄桃線が開通して再び叡電が乗客増加で持ち直すまで持続することが出来た。だからこの電車は近代化のエース、そして現代の叡電を創り出したということである。
新塗装化編集
ちょっと前までは懐かしの京福電鉄福井支社の塗装を丸パクりしていたが、塗り替えが進み、旧塗装車は全滅。そして最後の旧塗装車724号がさよなら運転をした時はそうそう凄かったそうな。どんな状況だったかはご想像にお任せします。そしてそのデオ724号車が新塗装になって試運転を実施。デオ700系電車のトレンドマークでもある「EIDEN」の前面ロゴが無くなってしまい、今後ヘタをすると724だけデオ700系の中で浮いた存在になってしまうのは避けられないものと思われていたが、他の車両も次々と「EIDEN」のロゴを消されていったため全く浮いていない。
魔改造編集
2018年、デオ732が観光列車「ひえい」に生まれ変わった。その魔改造ぶりたるや、画像を見てもらえばもはや説明不要であろう。しかし叡電は何を思ったか、在来車のデオ700までケバケバしい姿に魔改造を進めている。
連結運転編集
デオ700系は通常は原則1両編成で運転されていて叡電の中でも比較的可愛らしい印象の車両なのだが、ここ数年間は必ずお盆の特別休日ダイヤ実施時にデオ800系が夏バテの如く、倒れてしまい使用不能状態に陥ってしまう。その際に、ピンチヒッターとしていつも可愛らしいデオ700系が連結運転に駆り出されて、その時だけ思い切りカッコよく見える。だがあくまで連結運転はデオ800が夏バテにならないと行われないので見られるとしたら毎年必ず夏ごろ限定なので見れたら超ラッキーだし、デオ800が1年間健康的に過ごすことが出来ると1年間1回も連結運転が見られない年も出てくる。なぜデオ900系が夏バテになることがないのだろう。