IEのサポート、遂に終了

IEのロゴ

【2022年6月16日配信】

今日未明、長らくサポートされてきたMicrosoft製のブラウザであるIEことInternet Explorerのサポートがやっと終了した。 

IEは1995年に作られたかなり古いブラウザだ。2000年頃にはブラウザのシェアのほとんどを奪い、ブラウザ戦争の勝者となった。しかしながら、2008年にgoogle Chromeが登場すると一気にシェアを奪われ、2012年にはついに逆転されることとなった。そして2020年には、シェアが地に落ちていたIEの後継としてMicrosoft Edgeが開発された。そして今日、やっとIEのサポートは終了する運びとなった。

そんなIEはその古さゆえに新しいCSSプロパティーを始めとした多くの機能に対応していない場合が多く、webデザイナー等には嫌われる一方であった。実際、IEを使っていると「Internet Explorer ではこのページは表示できません」と書かれたページを見ることも少なくないはずである。それもあって、2021年には世界でのシェアは2%を切っている。しかしながら、どういうわけか日本では4%を超えていたため「面倒」とされるIEへの対応は未だに行われていた[1]。そのわずわらしい作業ももう今日まで、というわけである。

なお、IEユーザーには、Microsoft Edgegoogle Chrome等、別のブラウザへの移行が推奨されている。

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本項は第4回誤報コンテストに出品されました。
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