UnNews:長引くコロナ第8波、その驚きの原因は…?

【2023年1月30日 配信】

新型コロナウイルス感染症の流行「第8波」で、日本各地で高齢者を中心に死者が急増している。ここ最近の新型コロナウイルスの国内の新規感染者数は減少傾向が続き、今年の5月8日には感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる予定ではあるものの、依然として、基礎疾患を持っていることが多い高齢者にとっては脅威であり、またここ最近はまた微増傾向にあることからも専門家はワクチン接種や感染対策の継続を訴えている。

そんな中、とある専門家は今回の「第8波」の原因について衝撃的な発見をしたようである。 その衝撃の原因とは――?


「長期化している「第8波」ですが、この長期化は、ここ最近SNS上で大きな問題になっている、動画撮影のための回転寿司店での迷惑行為、及びその動画の拡散、そして動画を見た者による模倣行為が全国各地の回転寿司店で行われており、指に唾をつけ、回転している寿司ネタに塗り付けたり、置いてある湯飲み醤油ボトルの口をなめて戻したりするといった迷惑行為が行われた寿司などににコロナウイルスが付着して他の客に回ることによるコロナウイルスの拡散が原因の一つにもなっていると思います」――――――こう話すのは新型コロナウイルスをはじめとする感染症に詳しいH氏。さらにH氏は、「回転寿司店で迷惑行為をする動画が投稿されたのは、今話題となっているものについては1月14日に投稿されたもののようですが、同投稿者は1月7日ごろにも別の動画を投稿しています。1月に入り減少傾向にあった新型コロナ感染者数が、最近(1月25日時点)ではまた微増しました。ウイルスに曝露してから発症するまでの期間や潜伏期間[1]を踏まえると、これは当該動画投稿者が利用していた回転寿司店で感染拡大したと考えられるほか、その動画をみて模倣行為を行う者が全国各地で発生していることが関係しているのではないかと考えています」と続けた。

言われてみると、1月25日時点での感染者数は32,251,054名であり、これは前週比で79,354名増加しているが、H氏がいう通り、問題となった動画が投稿された日や撮影した日、そしてその後模倣犯が1月上旬から中旬にかけて次々と現れてきたことを考えると、一番最初に確認できた1月7日の動画から3週間以上たった今、感染者数が微増していることに納得できるかもしれない。

回転寿司店では寿司カバーの使用などによる感染対策を行っているが、今話題となっている迷惑行為が行われるとそのような感染対策は意味が無くなり、さらには回転すしの性質上、不特定多数の客が接触して感染してしまうリスクも高くなってしまう。そして、仮にH氏の仮説が正しいとしたら、コロナ渦で進んでいる回転寿司離れをさらに加速させてしまう恐れもある。

軽いイタズラの気持ちでやったつもりがコロナの拡大につながって医療崩壊を招き、原因とされた回転寿司が姿を消す、なんてことにならないようにしたいものである。

脚注編集

  1. ^ ウイルスに曝露してから発症するまでの期間はWHOの報告によると1-14日の範囲と言われており、また、潜伏期間は発症してからはおよそ7-10日間といわれている。
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