UnNews:安倍晋三「国王」の称号授与へ イギリスに学ぶ
【2022年9月15日 配信】
官邸関係者筋から、「安倍晋三に『国王』の称号を授与する方向で調整している」との情報が入った。国葬に対する反対意見が噴出する情勢下で、少しでも世論を靡かせたい思惑だ。
参考にしたのはイギリス。先日エリザベス女王が崩御したが、その葬儀については非常に綿密な計画が立てられていた。彼女は高齢で体調も芳しくなかったため、かえって準備期間をとることができたともいえよう。崩御から10日後という素早い動きでありながら、各所の連携体制は整っている。各国VIPへの連絡も済んでおり、現地時間9/18にはつつがなく国葬が行われる予定だ。国葬当日はバンク・ホリデー(法定休日)となる。
ポイントは、「多くの国民や地域からほとんど批判の声が上がっていない」点である。NHKやその他報道機関が実施する世論調査で反対が賛成を上回る安倍晋三の国葬とは対照的に、連邦構成国をはじめとする各国で(日本ですらも!)エリザベス女王の来歴を振り返り、その功績をたたえる報道が絶えないのだ。エリザベス女王、安倍晋三は両者とも長い期間国のトップに立っていたという共通点があり、知名度としても抜群である。それでも、これほど国葬への評価に差が出てしまうのはなぜだろうか。
「両者の差は明らか。称号です」――こう語るのは、官邸関係者のS氏。「首相はあくまで天皇に任命されるものですし、公職としてのイメージが強いのでしょう。国葬を成功させるには、より神格化が可能な称号、すなわち『国王』とすることで、国民からの批判を一定程度抑えられるのではないかと考えています」
実よりも名をとるという実に日本らしい選択であり、この変更により国葬の成功も間違いなくなっただろう。なお、「エリザベス女王に倣うのだから、そのまま『女王』としたらどうか」という意見は、「家族や性の在り方を今一度正さなければならない」という一部関係者の意見により却下された。
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