UnNews:個人情報漏洩がブーム 各地自治体続々
【2022年7月1日 配信】
日本各地で個人情報漏洩がブームだ。尼崎市がブームの火付け役となり、そこに門真市が続く格好になっている。今後、他の地方自治体や企業にブームが広がっていくのは想像に難くない。
5月にはフロッピーディスクの使用で炎上した自治体もあったが、このあたりに対しての対策は両市とも万全だ。尼崎はUSB、門真はSDカードを紛失することで、余計な部分で批判を受けることを防いだのである。尼崎の担当者は、「我々のセキュリティに関する理解は万全。英数字13桁のパスワードを設定しており、その周辺で批判がされることはまずないだろう」と語る。「記憶媒体紛失」そのものを焦点化するため、入念な準備がなされたようだ。
定期的に話題になる通り、個人情報の漏洩自体は現代日本では珍しくない話題になっている。数年前にはベネッセの大規模な個人情報漏洩が話題になったが、以来定期的に数千~数十万の個人情報が抜け落ちている。まださらされていない個人情報の方が少ないのではないかと感じられるほどであり、既に陳腐化したとすら思われる行為であったが見事に再着火に成功した。
個人情報は価値が下がり続けている――それは「漏洩」によるものだった。しかしこれを逆に利用して、「漏洩される材料」として個人情報の価値を高めることにもつながるだろう。各地で、今後どんどん個人情報漏洩が進むことを期待しよう。
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