UnNews:カーリング日本選手権女子、吉村紗也香が初優勝

【2021年2月14日配信】

カーリングの日本選手権女子決勝が14日行われ、スキップ吉村紗也香が率いる北海道銀行が5年ぶり2回目の優勝を果たした。「スキップ吉村」としては初の日本選手権獲得。

吉村は北海道常呂郡常呂町出身の29歳。小学校4年からカーリングを始め、友人同士でカーリングチーム『WINS』を結成。その後常呂中学校常呂高校札幌国際大学へと進学する中で同じメンバーでカーリングを続け、バンクーバーオリンピック日本代表決定戦への参戦や、2009年2010年の日本選手権でいずれも決勝でチーム青森に延長戦の末敗れるも準優勝に輝くなど、2010年代の日本女子カーリングの中心になるスキップとして期待されていた。

その後吉村は2014年ソチオリンピック終了後から小笠原歩率いる北海道銀行フォルティウスに参入し、小笠原の後釜として期待されたが、WINS時代から「豆腐メンタル」と揶揄されていたメンタルの弱さが克服できず伸び悩む。加入当初はバイス(副)スキップを務めていたが、その北海道銀行は2016年・2017年の日本選手権で決勝にも進めずに2018年の平昌オリンピック出場権を逃してしまう。この期間の中で吉村はスキップに昇格どころか最終的にはリザーブ降格にまでなり、「伸び悩んだ選手」の1人として扱われかけていた。

しかし2018年シーズン終了後に小笠原が北海道銀行を退団するという大事件が起き、吉村が2代目スキップに就任。2019年2020年の日本選手権ではいずれも3位に終わったが、2020年10月に元日本ハムファイターズ白井一幸氏をメンタルトレーニングコーチに招聘して吉村のメンタル強化を図る。これが功を奏し、2021年の日本選手権で吉村のパフォーマンスは総じて安定。予選ラウンドロビンのロコ・ソラーレ戦第10エンドでラストロックで3点差を追いついてエクストラエンドに持ち込むスーパーショットを始め、試合終盤でも致命的なミスをすることはなく、同じロコ・ソラーレとの対戦となった決勝戦では相手のスキップ藤澤五月のミスショットでラストロック前に勝負が決まる。これまで2009年の日本選手権決勝[1]など大一番で何度もラストロックで泣いてきた吉村が、ラストロックが来る前に初優勝するというドラマの主人公になった。

今大会は前述のスーパーショットを中心に吉村のパフォーマンスと美貌が話題になっており、決勝進出が決まった時点で「美しき司令塔・吉村」と一部メディアで報道されるなど人気が急激に高まり始めていた。このままでは2010年代前半にカーリング界で頻発し実力が二の次で世間から扱われ、気づけばソチオリンピック出場権獲得が危ぶまれ、なんとか北海道銀行が五輪出場権を獲得するも「ババアなんか見たくねえんだよ。美しすぎるカーラーの市川美余を出せ」という声が少なからず世間から出る原因にまでなってしまった「美しすぎる~」報道の二の舞になりかねない状態だった。

この状況を受けて、北海道銀行の関係者は「吉村は昨年5月に結婚していた」[2]ことをポロっとメディアに流し、人気が無駄に過熱せずにガードする戦略を発動。早速「吉村紗也香のプロフィールは?彼氏は?結婚は?」という類の下世話な記事を書いてサジェスト汚染を行うまとめサイトやバイラルメディア、および「美人アスリート特集」という名の競技の本質から大きく外れた記事を濫造する写真週刊誌などの中の人達が「予定していたネタが書けなくなった」と右往左往し、優勝を決めてから3時間経過してもまとめサイトの記事すらほとんど出てこない事象が発生している。

今後は改めて北海道銀行とロコ・ソラーレによる北京オリンピック日本代表決定戦を行う予定だが、「美しすぎる~」と銘打った報道ネタを集めるために吉村に向けて余計な詮索やストーキングをしてくるメディアやカメラマンやインフルエンサーやコタツライター達に対して「既に人妻ですから!残念!」というガードストーンを置き、今後の五輪出場権獲得に向けて吉村が下も横も向くことなく突き進め、ロコ・ソラーレの藤澤五月と共に実力をフルに発揮して代表決定戦や世界選手権代替試合に臨めるように舞台を整え始めている。

脚注編集

  1. ^ エクストラエンドまで持ち込み、かつ後攻だったが、ラストロックをハウスに入れられずに敗戦していた。
  2. ^ 昨年6月時点で指輪の位置が左手薬指に変わっていたという報告ツイートがあった。

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