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UnNews:「エクストリーム・謝罪」が歴史的不作

【2020年7月25日 安西体育速報】

今年はこのような美しい競技風景が少ない

エクストリームスポーツの最高峰とも言われているエクストリーム・謝罪2020年決勝ラウンドのエントリー数が歴史的不作に見舞われている。

エクストリーム・謝罪は、不祥事などで他者に迷惑をかけた団体や著名人による謝罪技術を競う競技で、1942年からエクストリームスポーツとして認定されている。過去には上半期だけで70件の決勝ラウンド進出数を記録する年もあったが、2011年に「謝罪を必ず伴う」「1週間は話題になり続ける」などエントリー要件が厳格化されてからは毎年20件前後のエントリーを記録している。過疎化が進んで久しいアンサイクロペディアであるが、記事執筆数の減少のため流行記事大賞が縮小され十大バ科ニュースの選定が見送られた2019年でも同競技はほぼ例年通り開催され、エクストリームスポーツの最高峰として地位を保ち続けている。

エクストリーム・謝罪 上半期決勝ラウンド進出数[1]
2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
14 29 20 17 11 16 9 18 20 7

ところが2020年になって同競技へのエントリーが激減。上半期終了時点の決勝ラウンドエントリー数はわずか7件と、ルールが厳格化された2011年以降の最少記録となっている。

エントリー数が減っている原因はいくつかある。まずは現在のエントリー要件である「謝罪」が確認できずにエントリーを見送られた案件が多い。不祥事だけで見た場合は「100日後に死ぬワニ」でステルスマーケティングの風上にも置けない拙い売り方を電通と共に行って100日後に炎上した漫画家のきくちゆうき、女性支援団体の視察と銘打ってセクハラを行っていた馳浩麻雀で名を馳せた黒川弘務東京高検検事長、公選法違反で秘書が3人逮捕され自らも逮捕された河井案里衆院議員、新型コロナウイルスにかかる初期対応の不味さが光ったWHOテドロス・アダノム事務局長、ブラジル国民を犠牲にしたノーガード戦法を取り自身も3回もコロナウイルスに感染したジャイール・ボルソナーロ大統領、日を追うごとに言うことが支離滅裂となってきているドナルド・トランプ大統領など2010年以前の基準ならエントリーされる候補が多く出てきているが、彼らのほとんどが対外的な謝罪を行っていないかホームページ・SNSでの軽い謝罪に留まっており、現在のルールではエントリー要件を満たせないためエントリーを見送られている。

これは下手に謝罪するとその美しさがマスコミなどによって詳細に報道され、さらにアンサイクロペディアにデジタルタトゥーとして彼らの功績(本人にとっては黒歴史)が半永久的に記録されてしまうことを避けたいという流れが昨今の日本に出てきていることを示している。謝罪しないことで不祥事をなかったことにする流れは近年の日本によくあることでもあり、例えば今年7月になって「実は2018年10月から景気が後退していた」という経済政策上の不祥事が発覚したが、これに対して政府・自民党安倍総理は25日時点で一言も対外的な発信をしておらず、謝罪案件化を避けている格好だ。

また不祥事の主な要因の1つであり、2011年で3位に入ったオリンパス2015年で3位に入った東芝などに見られる粉飾決算系案件がコロナ禍の影響で見られないのも今年の特徴である。これは東証が今年に限っては企業決算に対して監査法人の意見表明(チェック)を不要とし、次年度の業績見通しの公表も不要とする特別措置を取ったことで粉飾決算が判明しづらくなっており、また仮に企業決算が悪化しても今年に限っては「コロナの影響」という言い訳が出来る事から、無理に粉飾決算をする必要が無くなっていることも大きい。さらに監査業務そのものがリモートワークに向かない点も逆風となっており、耐震偽装消費期限偽装など、偽装系案件が発覚しづらいこともエントリー減少要因として挙げられる。

謝罪しないことによるエントリー回避と、監査業務の減少・滞留に伴う企業不祥事の減少により歴史的不作に見舞われているエクストリーム・謝罪。停滞感を打開し、後世に残る美しい謝罪会見を開く大物新人の登場が望まれる。

脚注編集

  1. ^ 当年6月30日時点のエントリー数。前年度からの継続参加(年越し参加)となった件数は含めない。また7月以降に上半期案件扱いでエントリーされた件数も含めない。

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