機動戦士ガンダム 水星の魔女

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機動戦士ガンダム 水星の魔女(きどうせんし-すいせい-まじょ)とは、既存のガンダムマニアを切り捨てて心機一転し新しいシリーズを始める為に新機軸として打ち出された「令和のファーストガンダム」である。

概要編集

機動戦士ガンダムシリーズは1979年のファーストガンダムから始まり、紆余曲折を経て40年を越えるロングセラーコンテンツとなった。しかしその歴史により新人御断りな空気感が形成され、新作が出ても「こんなのガンダムじゃない」と批判され路線変更を余儀なくされた上迷走して短命に終わる事が珍しくない。また初代の異常な神格化[1]により、まったく違う世界観で展開する[2]作品でも「ガンダムらしくない」「初代への敬意なきオマージュ」と批判に至る事が多い[3]。そうなると新作自体が求められにくくなり、過去作品のDVDBOXがバージョン違いで延々と出続けたりファーストガンダムテレビシリーズの1エピソードにすぎない「ククルス・ドアンの島」が映画にまでなったりと懐古主義的な商品展開が中心となる事で、一層新規が入ってこられない閉鎖的なコンテンツとなっていった。

しかし古参は歳を取って減り行くのが常、新規開拓無しではコンテンツの維持は覚束ない。そこで初代しか頭にない原理主義者を思いきって切り捨て、若いクリエイターを中心にした「完全新作」として作成されたのがこの水星の魔女である。

特徴編集

 
自分はたぬきじゃないと思っているスレッタさん。

「ガンダムと名が付くだけで、若いアニメ好きは観るのを躊躇う」という現状を鑑み、そこを是正すべく本作はこれまでのガンダムシリーズとは全く違う作品に仕上がっている。そもそも主人公スレッタたぬきであり、シリーズ初の人外主人公として大きな話題となった。これは2022年に巻き起こった空前のたぬきブーム[4]を受けたもので、自分がたぬきという自覚がないスレッタとその周囲を描く学園モノとなっている。この学園モノというジャンルにしても、これまでのガンダムシリーズでは殆ど[5]無かった設定であり、これまでにないガンダムを作るために敢えてタブーへ切り込んだ形となる。なおそのせいでスレッタが搭乗するエアリアルの戦闘シーンは限定的となっており、歴代主人公機と比べても出番は少なくなっている。

たぬきヒロインに学園モノと来れば当然百合展開も完備[6]、こっちもこっちでガンダムシリーズではあまり見かけない。そのせいで「LGBTへの過剰な配慮」として一時批判を受けたりしたが、日本のアニメ業界ではそんなの日常茶飯事である。むしろ過剰反応する古いガンダムマニアの方が、価値観をアップデート出来ていない事をさらけ出す結果となった。議論はあれどもしっかりと新しいファン層を獲得した水星の魔女は様々な企業コラボにも恵まれ、中でもスナック菓子「エアリアル」とのコラボは本編にも組み込まれており、焼きとうもろこし味やフレッシュトマト味がシナリオ上の伏線に使われた。

脚注編集

  1. ^ 中でもテレビシリーズ至上主義者が非常に強く、劇場版やMSVにも拒否反応を示す。
  2. ^ アナザーガンダムシリーズは、初代から続く宇宙世紀シリーズとは繋がっていない。パラレルワールドではなくマルチバースである。
  3. ^ それで盛大に叩かれたのが「種」こと機動戦士ガンダムSEED
  4. ^ たぬきの子が落語家を志す『うちの師匠はしっぽがない』が深夜枠でアニメ化したり、ライダーバトルロワイヤル作品『仮面ライダーギーツ』では主人公ライダー「仮面ライダータイクーン」がたぬきモチーフ。またウマ娘のシンボリルドルフから派生した、ションボリルドルフこと「たぬき(ウマ娘)」が人気になったりと方々でたぬきムーブメントが起きていた[要出典]
  5. ^ 新機動戦記ガンダムWでは序盤に学校を舞台としたシーンがあったが、すぐにその要素は無くなった。
  6. ^ マリみての紅薔薇姉妹以来、たぬき顔の庶民ヒロインは百合の定番である。

関連項目編集

  このモビルスーツ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、まだリ・ガズィです。シャアに喜ばれるνガンダムにして下さるアムロ・レイを求めています。 (Portal:スタブ)
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