大和民国
大和民国(やまとみんこく)とは、かつて、パラレルワールドに存在した資本主義国家である。日本大和列島の南半分を占める。現在は、東アジア・ユートピア共和国の一部。
公用語 | 大和語 |
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首都 | みやこ特別州 |
最大の都市 | 大阪特別区 |
首都機能分割都市 | 不明 |
指導者 | 不明 |
天皇 | 徳仁天皇 |
首相 | 不明 |
面積 - 総計 - 水面積率 |
世界第データなし位 222781平方km 不明 |
人口 - 総計(データなし年) - 人口密度 |
世界第データなし位 1億1800万人 世界第xx 529人毎平方キロメートル人/平方km |
政府 | 不明 |
国民的な英雄 | 不明 |
建国 - 日付 |
紀元前660年2月11日 |
通貨 | 不明 (YPY) |
時間帯 | UTC +9 (DST: なし) |
国歌 | 君が代 |
宗教 | 国家神道 |
概要編集
軍事境界線(DMG)(静岡から糸魚川静岡構造線を経て糸魚川に至る線)を挟んで日本民主主義人民共和国(北和)の統治区域と対峙する分断国家であり、大和民族国家としての統一は国民の悲願とされる。立憲君主国だが「民国」なので将軍様の朝鮮民主主義人民共和国のような状態となっている。
国名編集
大和語での正式名称は大和民國(やまとみんこく、ローマ字(文部教育省式)表記:Yamato Minkoku)。英語ではState of Japan、通称、S.O.J. またはSouth Japan。立憲君主国なのに「民国」となったのには複数説あるが、政府は「民を陛下が治める国」の略称だとしている。
略称は大和(やまと、Yamato)、あるいは一文字で和と書かれ、音読みでわ(Wa)と呼ばれたり訓読みでやまと(Yamato)と呼ばれたりする。和国(わこく、Wakoku)とも書かれるが、間違っても「倭国」ではない。倭国とこの国で言うと勤皇派に焼き討ちに遭うという。
「大和」は、この列島(大和以外の漢字文化圏では地理的な呼称として「日本列島」と呼ばれる)の古い名。和風、和服、和食などの例がある。また「和」は大和民族が尊ぶ伝統的な文化概念。
呼称問題編集
大和人は「日本」という呼称をあまり好まない。「日本民主主義人民共和国」を認め大和を否定するものと感じているためである。大和では「日本民族」や「日本語」といった言葉が日常で使われることはほとんどなく、「大和民族」や「大和語」と呼んでいる。背景には、北日本が列島全土の呼称として「日本」を用いており、また、大和民国を「南日本」と呼称していることなどがある。大和では日本列島を「大和列島」、日本戦争を「大和戦争」と呼称するのが一般的であり、北日本のことは「北和」と言うなど徹底している。ただし、「日本」を残す名称のものもある。(日本アルプス、日本海流、日本晴れ、大阪特別区の日本橋、日本経済新聞など)
「日本海」の呼称も否定され、「わが国の海の名前が大和海なのは確定的に明らか」として漢字文化圏のアジア各国に名前を書き換えるよう求めている(大和海呼称問題)。これにより、この海域を「東海」と呼ぶ韓国および北朝鮮、「日本海」と呼ぶ北和との間でたびたび摩擦が引き起こされている。しかし、漢字圏以外の人々からすれば、大和も日本もおなじJapanなので、何ら問題はない。
外交編集
アメリカ合衆国とは同盟国で、基本的に友好関係にあるが、北和問題や、在和米軍問題などの問題もある。
大韓民国とは友好関係にあるとは言い難い。反和デモが起こるほどである。北朝鮮は北和の同盟国であり、国交こそ結ばれているものの、決して友好的な関係にあるとは言えない。また、中華民国とは和華平和友好条約を締結し、中国における唯一の正当な政府として承認して、中華人民共和国との正式な国交は無かった。しかし、経済における繋がりを考慮して、1999年に大陸側とも国交を結んだ。大和民国は二つの中国を認めているといえる。
歴史編集
太平洋戦争末期、共産主義者の扇動により開始した第一次大和戦争の休戦中の1946年9月9日に、大日本帝国を踏襲する国家として建国される。北和との当時の暫定国境線は津軽海峡であったが、1950年8月15日の北和・ソビエト連邦連合軍による青森急襲(第二次大和戦争)をきっかけに前線は南下を余儀なくされ、同年8月29日の仙台陥落、9月15日の東京陥落をはじめ、1951年6月までに奥羽・関東・北陸・東山・東海・近畿・中国の各地域を占領される。同年10月15日、同盟国であるアメリカ軍と和国軍の共同作戦である尾道上陸作戦の成功により、本州西部と近畿地方・中部山岳地帯を奪回した。その後戦線は荒川-信濃川線において膠着し、1953年4月24日に関東中部の熊谷において両者間の停戦協定が結ばれた。
停戦後は、財閥、寄生地主と癒着した元老院関係者による政権が長く続いた一方、アメリカ・韓国・中華民国・ベトナム共和国やドイツ連邦共和国など同盟諸国への工業製品の輸出により経済・技術は飛躍的に発展し、特に1964年の大阪オリンピックに至る5年間は成長率が毎年10%以上を叩き出すという高度経済成長を成し遂げ、諸外国から奇跡の復活と讃えられた。また、万博も大阪で1970年に開催された。この2つの大会の開催は大和の発展と復興を海外に知らしめた。また、ベトナム戦争では5個師団を派遣し、共産主義から自由主義を防衛するために、大和が確固たる位置にあることを内外にアピールした。
しかし、ベトナムから撤退して以降、オイルショックによる経済の不調もあって、政権に対する不満がくすぶり始めた。1970年代後半の大平正芳首相の頃からは、民主化運動が盛んになった。1987年に就任した竹下登は、民主化を進め、翌年に自由選挙が実現された。その結果、親元老院勢力の自民党が第一党となって、政権を担当することとなった。ところが、自由選挙実施の2年後にバブル崩壊が始まり、企業の倒産、サラリーマンのリストラが進行した。当時の細川護熙政権は社会福祉を目的とした消費税増税を挙げ即日施行。これにより、消費税は3%から5%になった。しかしこれが裏目に出て、「山一證券」が倒産した。これにより同証券に資金を貸していた、「国家銀行」が臨時休業に追い込まれ、休業。これにより急遽民間の、「総和銀行」「古河銀行」「三和銀行」が国有化になった。この3銀行は企業に対する、資金の貸し出しを行っていなかったため、資金にゆとりがあったためであった。政府は3銀行の他に、急遽「仮称・国有国家総合銀行」を設立。さらに財務省は急遽、大和銀行に対し、仮紙幣の発行を命令。このときの紙幣は、表のみを印刷したため、1927年の大不況の時と偶然同じになった。この状況を受け、翌年小渕恵三が首相に就任。雇用が回復し、政権への不満はおさまった。1998年には北和と長野で冬季五輪を共同開催した。長野では、一時的に景気が良くなったが、五輪後は急に株価が暴落し、長野は大きな打撃をうけた。2004年には小泉純一郎政権下で郵政民営化が実現し、2009年に政権が社民党に交代し、鳩山由紀夫が首相に就任し、その後菅直人政権となり、北和への従北、統一を目指したが、政権運営の拙さで再び自民党政権になる。そして安倍晋三政権になってからは、アベノミクスで株価が上昇し、2020年のみやこオリンピックが決定するなど、明るい兆しが見えてきたと思われたが武漢ウイルスによって延期になってしまった。
地理編集
詳細は大和の地理を参照 軍事境界線をはさんで日本民主主義人民共和国と対峙し、大和海(日本海)を挟んで大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国と、東シナ海をはさんで大陸支那(中華人民共和国)、中華民国と隣接する。大和の人口のほぼ4分の1である2950万人が世界で1番大きな大都市圏である京阪神都市圏(みやこ・大阪・神戸周辺)に生活する。もともとは東京市が首都であったが、北和に占領されたため、1950年に首都をみやこ特別州に移した。みやこは第二次世界大戦までは京都と呼ばれた都市であるが、美しい大和語の表記として「みやこ」と改められた。漢字表記は、京都である。また名古屋都市圏に1600万人、福岡大都市圏に1400万人が住んでおり、京阪神、名古屋、福岡の三大都市圏に人口の約半分が集中している。
北和とは建国以来敵対関係にあり、大和戦争以降も小規模な軍事衝突がたびたび発生しており、常に緊張状態にある。森喜朗政権以降の北和に対する融和的な政策により表面的には友好関係が築かれつつあるが、北和による拉致(拉北)問題など未解決の問題が山積している。また北和との政治形態の大きな違いなどの問題があり、統一にはまだ長い時間がかかると思われる。ロシアに対しては過去の経緯から反露感情やライバル意識が根強い。
日本民主主義人民共和国の統治区域は自国領であると主張している。ただし南樺太と北千島、中千島の領有権を放棄している。
IT産業、自動車産業などを中心に世界で3番目の経済的規模があるが、北和、中国等の新興国の躍進や少子高齢化による内需不振などにより経済は低迷傾向にある。また1億総中流神話もバブル景気によって打ち砕かれ、国民の間の経済的な貧富の格差が社会問題となりつつある。
大和列島(島弧)の南半分を中心、四国、九州と、千島列島、小笠原諸島、琉球列島など周辺の小島からなる。周囲は北和との軍事境界線以外すべて海である。
現在、中国・台湾との間に尖閣諸島、韓国との間に竹島の領有問題がある。これらの領土問題による反和デモがよく起こる。
周囲の海を大別すると、南側がフィリピン海、西側が東シナ海、北側が大和海である。本州と四国の間の海は特に瀬戸内海と呼ばれる。沖合を暖流の黒潮、対馬海流、寒流の親潮が流れる。
列島付近ではユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート、北米プレートがせめぎ合い、地震が頻発し、世界全体で放出される地震エネルギーのうち1割から2割が大和周辺に集中すると言われている。そのため、震度1クラスや2クラスくらいの地震は大和のどこかで毎日必ずおきている。環太平洋造山帯・火山帯・地震帯と呼ばれる帯の一環をなしている。
また、火山活動が活発であった事から、火山性土壌が多く、これが大和列島の地味を豊かにした面もある。また温泉が多い事も火山のめぐみと言える。
地方区分編集
大和民国の実効統治範囲は、1特別州・6特別区・12州に区分されている。カッコ内は地図での記述。
- 京都特別州(1)
- 旧「京都市」。京都と書き、「みやこ」と読む。1950年に首都が移転(みやこの民は「首都が還ってきた」と言う)際に「みやこ特別州」と改められた。美しい「やまとことば」運動のため、漢字表記はつい最近まではなかった。うっかり漢字で書くと民族主義者に殴られる。
- 大阪特別区(2)
- 堺特別区(3)
- 神戸特別区(4)
- 名古屋特別区(5)
- 広島特別区(6)
- 福岡特別区(7)
- 畿内州(8) (州庁所在地:高槻市)
- 東海州(9) (州庁所在地:桑名市)
- 静岡州(10) (州庁所在地:浜松市)
- 1972年の行政区画再編に際し「東海州」を分割。東海州・静岡州となる。静岡州には、「静岡の壁」が存在する。
- 東山州(11) (州庁所在地:松本市)
- 大和民国の地図では、「関東地方」も含めて東山州としている。
- 越後州(12) (州庁所在地:長岡市)
- 北和軍に占領されずに残った大和海の島々、佐渡、粟島や飛島も管轄に含む。
- 北陸州(13) (州庁所在地:金沢市)
- 中国州(14) (州庁所在地:岡山市)
- 四国州(15) (州庁所在地:四国中央市)
- 1968年、山陽州・山陰州・南海州の一部(四国)は合併され「中四国州」となる。1972年に南北に分割。
- 北西海州(16) (州庁所在地:北九州市)
- 南西海州(17) (州庁所在地:熊本市)
- 「九州地方」とも呼ばれる。
- 琉球州(18) (州庁所在地:那覇市)
- 1972年にアメリカから返還された。
- 牟婁(むろ)州(19) (州庁所在地:新宮市)
- 2012年7月1日に畿内州西牟婁県と東牟婁県を合わせて発足。
大和の範囲編集
大和民国の実効統治範囲の四周は以下の通りである。
ただし、大和民国は北和の実効統治範囲も含めた大和列島全域(アメリカとの講和条約で放棄した南樺太、千島列島を除く)を正統な国家の領域とみなしている。大和民国内で発行される地図では以下のように表示されている。
気候編集
大和の大半の地域は温帯に属する。南方の諸島は亜熱帯、北方は亜寒帯的気候を示す。海洋性気候だが、モンスーンの影響を受け、寒暖の差は大きい。
冬季は、シベリア高気圧が優勢となり北西の季節風が吹くが、その通り道である大和海(日本海)では暖流の対馬海流から大量の水蒸気が蒸発するため、大量の雪を降らせる。そのため大和海側を中心に、世界でも有数の豪雪地帯となる。逆に太平洋側では空気が乾燥した晴天の日が多い。
夏季は、太平洋高気圧の影響が強く、高温多湿の日が続く。
また大和は、比較的降水量の多い地域でもある。主な要因は大和海側での冬季の降雪、6・7月(沖縄・奄美は5・6月)に前線が停滞して起こる梅雨、夏季から秋季にかけて南方海上から接近・上陸する台風など。
政治体制編集
天皇大権の下に国務大臣が天皇を輔弼しする体制をとる。軍事については、民国議会が定める法律によって天皇がこれを行使する。
行政編集
国務大臣をもって、各省の長とし、首相府の長がこれを統括する。
- 宮内省
- 天皇、皇族に関する業務一般に対応する。なお、他の省と異なり、大臣は内閣を構成しない。
- 首相府
- 内閣及び各省庁を統括し、天皇に責任を負う
- 財務省
- 国家の財政を統括を行う。
- 外務省
- 国家の外交を担当
- 司法省
- 裁判や法の管理を行う。
- 国防省
- 軍事活動を統括。
- 厚生労働省
- 労働者の社会保障、公衆衛生増進を担当。
- 運輸省
- 交通行政を担当。
- 文部教育省
- 教育・スポーツを担当。
- 国土環境省
- 国土の開発や環境保護を担当。
- 統一省
- 北和問題を取り扱う。
- 緊急事態省
- 緊急事態に対応する。
- 警察公安省
- 警察の指揮
- 総務省
- 選挙の管理、消防の指揮、通信サービス、地方行政を指揮・監督する。
立法編集
立法機関は、二院制の民国議会(定数合計556人)である。衆議院と元老院に分かれ、衆議院は定数400名、元老院は定数はない。衆議院は衆議院選挙法によって、18歳以上の男女によって選挙された議員をもって構成し、元老院は社会における有識者の中からや、各州のから2人ずつ形式的なものではあるが天皇の裁可をもって、選出される。衆議院に予算先議権や首相指名権などの優越がある。
大和民国では、国体に反せず、国民の義務に反しない限りで、複数政党制を認めており、自由民主党 、社会民主党の二大政党を中心に、公明政治連盟、維新の党、果ては幸福実現党 世界経済共同体党 社会主義同盟 愛国党 日本社会党 などの大小様々な政党が、互いの主張を健全にぶつけ合い、我が国を発展させるべき日々努力している。しかしながら、日本共産党による一党独裁とヘゲモニー政党制がまかり通っている北和では、我が国の政党について根拠の無い批判が出るという。どのようなものかは不明だとしても、一党独裁で事実上民主主義を否定している輩に、我が国の政党をとやかく論じる資格などあるのだろうか?
憲法改正編集
大和では2016年の元老院における有識者の選出および2017年の衆議院選挙で「天皇は大和民国の象徴である。」では神国大和を統治する天皇の意味がないとして、「天皇は大和民国の元首である。」とするべきという立場の自民党が憲法改正に必要な両院の3分の2を確保し2020年までの憲法改正をめどにすることとした。これに対し社会民主党は天皇が元首では、天皇を人間扱いしないという意味で不敬であり、従来のままでよいとの立場である。世論は賛否が分かれているが、大和民国憲法の改正手続きは明治憲法同様に国民投票は不要なので、最終的には元首条項に決まる見通しである。
金融編集
- 大和銀行
- 大和民国の中央銀行。大日本帝国の日本銀行から改名した。通貨を発行している。本店はみやこ特別州。
- 住友銀行
- 大日本帝国時代に1912年に設立。本社は大阪。
- 古賀銀行
- 1998年同計画施行により古賀、総和、三和銀行が合併、古賀総和三和銀行設立。2005年に現名称に改称。
- 平和銀行
- 2013年にできた新興銀行。本社は名古屋。
- 鴻池銀行
- 大阪特別区を拠点とする地方銀行。2014年設立。江戸時代の鴻池の流れをくむ。
メディア編集
電信・電話編集
固定電話網は、かつては大和通信が独占していたが、現在は民営化されたYTが独占的に担っている。携帯電話会社はSJテレコム、L&Gテレコムがある。
新聞編集
ほとんどの新聞社は大日本帝国から受け継いでいる。
- なお、朝日新聞は政治的な理由で、1950年に郵政省から第三種郵便物認可を取り消された。そのため、一部の社員は日本民主主義人民共和国に亡命した。
- 中日新聞も同じ理由で、第三種郵便物認可を取り消された。
- 2005年に、文々。新聞社が設立された。
放送編集
大和民国設立時は、日本放送協会(NHK)が事実上国営放送を受け継いたが、国営放送の名前を日本放送協会(NHK)から大和放送協会(YBC)に置き換えられた。 また、大和民国最初の民放テレビ局は大和文化放送(YMBC)であり、その後、みやこテレビ(MTV)などの民放が次々と設立された。2013年には「半沢直紀」が大ブームを呼んだ。
経済・産業編集
大和民国では資本主義の経済をとっており、自由競争の自由を保障している。国内には世界第3位の規模を誇る大阪証券取引所を持つ。国内総生産は世界第3位で、その経済動向は世界各国に少なからず影響を及ぼす。通貨は大和円。
農林水産業編集
他国と比べサツマイモ、キャベツ、茶 米などの生産数が多い。 漁獲量は世界第九位である。 しかし、消費される食料の半分近くが輸入に頼っていて食料自給率は世界的に見ると50%と低水準である。
鉱業編集
大和民国の鉱業の中心を占めるのは、メタンハイドレート、ヨウ素、石灰岩である。ヨウ素、メタンハイドレートどちらも世界第三位の採掘量を誇る。かつては石炭の採掘も行なわれていたが、北和の炭鉱で事故が多発するのを目の当たりにした政府が、同じ民族としてみじめに思えてきたので中止させた。
国防編集
大和国防軍のその仮想敵はその設立経緯からしても明らかなように一貫して北和である。もっとも厳密に言えば第一次大和戦争は休戦状態というだけなので依然として敵国ではあるのだが。国防軍は陸海空の三軍からなり、規模は北和の軍備拡大に伴い競うあうように拡大を続けている。その事情から徴兵制を採用している数少ない先進国のひとつであったが、(北和ほどではないが)国防予算が財政を慢性的に圧迫し続けることとなり小さな政府をスローガンに掲げていた小泉政権が志願制に移行させた。しかしその影響で、定員割れを起こしているのも事実である。また敗戦国としてはただ一つ核兵器を、保持している国でもある。
国防陸軍編集
唯一の陸地を接する隣国であり敵国である北和の強力な人民赤軍に対抗するため優先的に予算が割り振られるものの人員的には比較して小さいものとなっている。またそれゆえに重厚な赤軍に対抗するため装甲化志向であり、戦車など主力兵器の質という面だけを見れば現在は優越している。しかし、徴兵制廃止により各部隊が慢性的な定員割れをおこしつつある現状はどうすることもできず徴兵制を復活させたほうがいいんじゃないかという意見もある。一応は戦時になれば予備役兵での埋め合わせが可能だとされているようだ。
- 標準的軍団編成(予定)
- 軍団司令部
- 機甲師団(人員19,000名、ただし完全充足時)
- 機甲旅団(戦車122,IFV32)×2
- 戦車大隊×2
- 機械化歩兵大隊
- 自走砲兵大隊
- 対戦車大隊
- 機械化工兵中隊
- 整備中隊
- 補給中隊
- 衛生中隊
- 装甲偵察中隊
- 機械化歩兵旅団(IFV96,戦車58)
- 機械化歩兵大隊×2
- 戦車大隊
- 自走砲兵大隊
- 対戦車大隊
- 機械化工兵中隊
- 整備中隊
- 補給中隊
- 衛生中隊
- 装甲偵察小隊
- 野戦砲連隊
- 対空砲連隊
- 装甲偵察大隊(装甲車52,戦車17)
- 工兵大隊
- 通信大隊
- 整備大隊
- 補給大隊
- 衛生大隊
- NBC戦中隊
- 憲兵中隊
- 機甲旅団(戦車122,IFV32)×2
- 機械化歩兵師団(23,000名、ただし完全充足時)×2
- 機械化歩兵旅団×2
- 機甲旅団
- 野戦砲連隊
- 対空砲連隊
- 装甲偵察大隊(装甲車52,戦車17)
- 工兵大隊
- 通信大隊
- 整備大隊
- 補給大隊
- 衛生大隊
- NBC戦中隊
- 憲兵中隊
- 空中機動旅団
- 中央音楽大隊
- 機甲師団(人員19,000名、ただし完全充足時)
国防海軍編集
大和海軍の勢力は西側陣営にとって重要なファクターである。なぜなら東側陣営の外洋への出口として(特にロシア念願の不凍港としても)北和の勢力圏が機能しているからであり、よって大和・北和両海軍の勢力バランスはたとえ平時であったとしても外交面で大きな要素である。極端化してしまえば、もし大和国防海軍が機能しなければ太平洋への出口としての津軽海峡・宗谷海峡周辺だけではなく対馬海峡も封鎖され大和海が聖域化する上に、東側海軍の安全な活動区域も西太平洋全域まで広がりえてしまうであろう。また、南方からの物資を通商破壊されれば大和は物流を立たれ、北から物資を搬入できる北和に完全に叩き潰されてしまうことは疑う余地がない。これを阻止するためにも、大和海軍は対艦・対潜能力を重視している。制海権の維持に関してはあらゆる面で強大な海軍力を持つアメリカの力を借りつつ、自らは国土を不沈空母として主に潜水艦と対艦ミサイル、そしてなによりも対艦攻撃機・対潜哨戒機によって敵艦の本土近海への接近阻止と撃滅を基本ドクトリンとしている。アメリカのような大型主力艦艇も当然ながら有用ではあると考えられている。政府は2020年の導入を目指している。
国防空軍編集
強大な北和陸軍の阻止のため航空支援能力重視を志向している。航空機は主に国産である。性能は抜群に良く、世界各国から、一流の賞賛されるほどである。
- 戦闘機
- F-16Y/DY - 287機
- 西側で広く用いられる単発制空戦闘機である。導入時にF-15と競合したが、数で優勢な北和空軍に少しでも近づくためより調達が容易なこちらが配備されることとなった。また、制空・対地任務の双方で運用されていた実績も加味されたと考えられる。
- F-4EY - 94機
- 前世代型の制空戦闘機である上、1980年代の社会民主主義運動の影響で空中給油機能と爆撃コンピューターを撤去されているため、現在では完全に旧式化している。本来は共同開発プロジェクトに大和も参加しているF-35戦闘機に代替されている予定であったが、開発の遅延によりいまだ現役にとどまっている。
- F-16Y/DY - 287機
- 爆撃機
- F-15EY - 120機
- アメリカの制空戦闘機F-15の戦闘爆撃機型である。これまで運用していたB-58Yハスラー戦術爆撃機は1960年代の機体であり老朽化が著しく、もともと戦略爆撃機を無理して戦術運用していたことによる機体特性と戦術の食い違いが限界に来ており代替された。F-111と争われたが、総合性能で明らかに優位に立っておりこちらが採用されることとなった。
- トーネードIDS - 26機
- 英吉利、西独逸、伊太利亜が国際共同開発した全天候型多用途攻撃機。大和では主に爆撃用途で使われている。湯河原奇襲作戦や千倉奇襲作戦で活躍したが、領土は変わらず。
- また、和独伊軍事演習でも使われている。
- F-15EY - 120機
- 偵察機
- RF-4EY - 24機
- 旧式化したF-4を改造し偵察機化したもの。戦闘機としては旧式化してもその機動性は十分な生存性を確保するのに役立っている。
- RB-58Y - 12機
- B-58Yの偵察機型。老朽化した機体の中でも比較的状態の良い物を選び改造が施された。その大型の機体とペイロードはより多くの機材を搭載可能にしたが、故に北和の強固な防空網への突入から帰還できるかが疑問視されている。
- TACOM
- 多用途高速無人機の略称であり大和が独自開発した無人偵察機である。F-15EYなどのパイロンから射出され偵察活動を行う。高密度の対空迎撃体制の下での偵察のため、射出母機から十分な加速を受け発射直後にロケットモーターで再加速しラムジェットによる巡航を行う。最大速度はマッハ4にまで達し迎撃を困難化させている上に、万一撃墜されても人的コストの損失はないと従来の偵察機にはない利点を有する。
- RF-4EY - 24機
交通編集
大和民国の国土には高速道路や国道、新幹線が網目のようにひかれている。またリニア新幹線も2027年には大阪名古屋間、2045年には大阪福岡間まで開通する予定である。
高速道路編集
大和民国の高速道路は高度経済成長期に建設が始まり今では国土中を網目のように走っている。
- 神名高速 神戸名古屋間結ぶ。
- 首都高速 大阪、神戸、堺を結ぶ都市高速。
- 北陸自動車道 北陸とみやこを結ぶ。
- 高松自動車道
- 松山自動車道
- 高知自動車道
- 徳島自動車道
- 中国自動車道
- 山陽自動車道
- 伊勢湾岸自動車道
- 山陰自動車道
- 京都縦断自動車道
- 近畿自動車道
- 京阪自動車道
- 第二京阪自動車道
- 第二神名高速道路
- 京滋バイパス
- 広島自動車道
- 瀬戸中央自動車道
- 東九州自動車道
- 沖縄自動車道
- 阪和自動車道
- 米子自動車道
- 岡山自動車道
- 浜田自動車道
- 舞鶴自動車道
- 若狭自動車道
- 宮崎自動車道
- 九州自動車道
- 長崎自動車道
- 大分自動車道
- 西瀬戸自動車道
- 神戸淡路鳴門自動車道
- 東海自動車道
- 東海北陸自動車道
- 中央自動車道 など
鉄道編集
大和民国は鉄道も発達している。
大和航空機撃墜事件編集
1983年9月1日に北和の千島占守島上空でボーイング747がINSへの入力ミスが原因で北和の領空を通過したため北和人民空軍の戦闘機により撃墜された事件。乗員乗客全員が死亡した。
関連項目編集
クソ記事に注意!! | |
この記事はクソです。筆者自身がそれを認めます。 |
歴史的文書
大和民国は、何故か見逃されていた記事として、アンサイクロペディアの創設に尽力し、歴史的な意義があろうと「面白くないものは全部消してしまえ」という乱暴な人たちと、全く面白くなかろうが、「歴史的に価値があるなら残してしまえ」という横暴な人たちとの、血で血を洗う醜い抗争を残した記事です。
どうかこの文書を汚さないで下さい。 |