3蜜
3蜜(さんみつ)とは、人類がまともな人間として生活するために必要不可欠な3種類の蜜の総称を指す言葉である。なお、ほとんどの場合「密」という漢字が使われるが誤植である。がそんなことは誰も知らないので誰も気にしない。

概要編集
複数の人(主に3~4人以上の場合を指す)がある程度の近い距離での接触をするときに必要とする。人類があくまでも「一種類の動物」にすぎない以上、また古来より現在に至るまで発展させてきた経済や社会の仕組み上においてもそのすべてにおいて「人同士の接触」が極めて重要であり、そのためのこの蜜も増加の一途をたどってきた。
歴史編集
古代編集
3蜜は、今から156万年前ごろには既に存在したとされる。当時の人類は天敵などから身を守り安全に過ごすために数人の集団で岩穴や洞窟などの閉鎖された空間で生活しており、またア〜ン♥♥する際も2人間でこの蜜の使用は避けることが不可能であった。
中世編集
公衆衛生の悪さが原因とされるヨーロッパでのペストの流行などもあり、3蜜は時に死を与えるものとなっていった。なお、3蜜を避けるための「検疫」という言葉も、この頃定着したものである。
近代編集
前述の流行やスペイン風邪の世界的大流行などによる反省をふまえた衛生環境の急激な発達や、医学の発達により、蜂蜜が乳児にとって危険なボツリヌス菌を発生させるのと同様に、3蜜もまた様々な感染症の可能性を秘めていることが次第に明らかになっていった。しかし、この蜜は人間の生活には衣食住と同じレベルの重要度を持っていたため、病院などの一部を除いて別に誰も気にしなかった。
現代(少し前まで)編集
近年の交通手段の発達などによるグローバル化の急な進行や、また人口増加(日本では東京一極集中など)の影響もあって、一時期この蜜の使用は主に大都市部でこれまでとの比にならないほどのスピードで増加し始めた。またこの蜜も関連する新興感染症が多く発生したことで、いまだこの蜜を原始的に使っている発展途上国は大ダメージを受けた。一方で、多くの国では様々な科学技術の急速な発達により、ZoomやAmazonなどのサービスをフル活用することにより人同士の接触に必ずしもこの蜜を必要としないような状況にもなった[1]。
現在編集
上記の事に加えて、新型コロナウイルスの急速な拡大で、この蜜は一転人々から忌み嫌われるようになり、世界中で使用量が急速に減少しつつある。なお、これにより人類はいよいよ動物ではなくなってしまった[要出典]。ただ3蜜を避けることによって「自粛」という新たな感染症の流行に繋がり、大きな経済的損失に繋がってしまった。
この言葉の誕生経緯編集
2019年に中国の湖北省武漢市で突如発生した新型コロナウイルスが拡大した時、この蜜がウイルスを広めている大きな要因であることが判明し、今まで当たり前として受け入れられてきたこの蜜が規制の対象になった。それを多くの国民に周知するために、小池百合子都知事によって製作され、一気に流行した。またその勢いに乗って、2020年ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した。なお、受賞したのはやっぱり小池氏である。
諸外国における3蜜編集
この言葉は日本発祥の言葉であり、また文化的、社会的要因も相まってこの「3蜜」の概念はほとんどの国で全く存在しないか、日本よりも微量である。ただし新型コロナウイルス対策として「ゼロコロナ」を掲げる中国だけは例外であり、使用、所持が当局から極端なほどに厳しく規制され[2]、また規制対象は3蜜が指し示すものより広範囲に及んでいるとされる。