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生きさせろ、左翼!
サヨク について、雨宮処凛
右翼を批判するのなら、俺の言論を中心に批判しろ!
サヨク について、古谷ツネヒラ

サヨクとは、歴史認識に欠陥を抱え、欧米諸国に偏見を抱く支那王朝最新の自治区民たる世間第一主義の鎖国主義者である。

概要編集

サヨクとは、「左翼」とされる思想を維持している集団への蔑称である。外国にも同様の集団が存在するが、ここでは日本国内の集団のみを述べていく。

究極の自虐史観編集

なぜサヨクと呼称されるのかというと、彼らが左翼思想の根幹たるマルクス主義の支配した冷戦の歴史についてまったく誇りを抱いていないことにある。彼らはユーラシアの大半を覆った共産主義の歴史について、その悪い面ばかりを強調し、民衆の心を掴んだのであろう社会主義の良き点を語ろうとすらしない。そして自国史においても、太平洋戦争の悪い点はもちろん、大日本帝国の戦争史上でも良き戦争とされてきた日清戦争日露戦争まで侵略戦争の一部に加えて自虐の限りを尽くす。彼らは正にエクストリーム・自虐史観の最も熱心な参加者である。

右翼は侵略批判の方ばかりを槍玉に挙げる。しかし、サヨクの自虐史観がより発揮されているのは間違いなく冷戦史の方である。大日本帝国については、文化史などにおいてまだ肯定的に取り上げようとする動きがみられるし、山本五十六など軍人たちの活動を論証しようともしているが、同様の行為が社会主義国の研究でとられたことは一度もない。例外はチェ・ゲバラ程度だろうが、彼もカストロ議長がいなくなれば、ただの大量殺戮犯に変貌させられることだろう。だから、サヨクの主張をいくら読んだとしても、「どうして社会主義思想は米国と世界を二分できるほどの魅力と実力を有していたのだろうか?」という20世紀史最大の疑問を解くことはできないはずだ。彼らは労働者大衆(プロレタリア)の欲望がありのままに渦巻く空間で無償で行動する2ちゃんねらーを決して社会主義思想の後継者とは認めない。すべてを闇黒化されて歴史を総括されるのでは、現役左翼国家の国民も民主主義化したくないだろうと思えてくるほどだ。

それ故、一部の右翼団体は「なら、俺たちが代わりに大日本帝国の軍人礼賛文法でもって社会主義の歴史を顕示させてあげようじゃないか?」という動きをロシア人等に対してみせ始めている[1]。特に田母の神は、「北朝鮮の核保有の夢を知りたいのなら、俺の核武装論を北朝鮮の文脈に当てはめてみてくれ」と語っているという。

魅力の減退編集

そんな歴史しか語れないサヨク団体のよりどころは何となくサヨク的ということになっている「世間空気」である。彼らは若者が自動的にサヨク思想に嵌まっていることにして、様々な活動を展開する。

しかし、誇らしき歴史を語れないサヨク思想を自然現象のように支持する青年は、ソ連の歴史が薄れるほどに減衰しつつある。上のような自虐史観しかないのでは、それも自然なことだろう。しかし、彼らがそれを表の場で発言すると、まだ誇らしき社会主義を知る大人世代から「空気読めよ」と制されるので、結局のところ発言を自粛する。サヨク団体はそれをみて、「世の中はまだまだ左翼的だな。俺たちの思想は健在だな」と勘違いし、ネットと愛国などの指定書籍を通して「ネット空間なんか馬鹿と暇人のもの」と安堵する。敵対者がそうした風潮をサヨク的といえばいうほど、その傾向は加速する。

彼らは忘れている。戦後日本の55年体制を支えた日本社会党が滅亡の時を迎えていることを。西欧諸国にもサヨクと定義される集団がいるが、彼らは一応政権与党の座を獲得した。サヨク扱いの日本民主党もその大半は自民党が母体だ。しかし、彼らは自分たちの主張が国会において超少数派になろうとも、左翼国家の歴史をどれほど自虐しようとも反省を行うことはない。いかに左翼団体の歴史を批判している人間でも、「俺はネット右翼じゃない」といえば、自動的にサヨク認定するからだ。その者達がいかに共産主義国家の残虐性を罵倒したとしても、サヨクはそれを何の反論もせずに受け入れ、世間の空気と一体化するばかり。彼らには護るべき歴史がないのか?[2]

アジア諸国への隠れた偏見編集

こんな日本式サヨク団体の作法に対して、アジア諸国の左翼団体は「あんな作法で俺たちの歴史を総括されてたまるか」と大いに不信感を抱いている。

サヨク団体は表向き対等な連帯を訴えるが、その実をみると「俺たちの日本式市民主義」が「ナショナリズムの軛より未だに逃れられないアジアの民たちを憐れみ深く救済してやる」というゴーマンな構図が浮かび上がってくる。この対立構造が最も顕著に表れたのが韓国だ。だから、韓流がいくら叫ばれても、韓国式左翼思想というものはマンファと並んで最も日本に移入してこないものになっている。盧武鉉政権時には「韓国式に日本左翼は学ぶべきだ」という韓国側の主張から、深刻な韓日対決が発生した。サヨクの王を自称する朝日新聞は「黙れ、貴様らなんか北朝鮮スパイでいいんだ」と述べて、報道攻勢をかけ、見事に撃沈した。

彼らが極端に中国と付き合おうとする性向がある。そして、「中国でなく東南アジアインドと組もう」という政策に感情的に反発する。これは右派側も見落としている(あるいはどうでも良いと思っている?)ことだが、実は東南アジアもインドも社会主義系の左翼団体が強い影響力を誇っている場所である。だが、サヨク団体はそうした事実に対して目を向けようとはしていない。基本的に保守メディアの主張のアンチテーゼを唱えているだけだからである。

憲法改正と自衛隊編集

サヨクは戦争と武装権の放棄を規定した9条の固持をもって現代の第一義とし、米軍基地の撤退を訴える。そして九条を神聖視するグッズまで作成する。しかし、国際政治の冷酷なるテーゼによれば、米軍が撤退した瞬間、9割以上の確率で支那やロシアが攻撃してくることだろう[3]。しかし、そのようなことを彼らが真面目に考察しているとは思われない。

また、彼らが九条保持のために引き合いに出すコスタリカでは、常時の軍隊保有を放棄し非常時には日本において憲法上苦役の強要の観点から実行できない徴兵制が敷かれていること、彼らが最近好むようになった韓国において徴兵制が敷かれていることは無視、あるいは軽視する。

民主主義や正義を唱える彼らは決して、中露の工作員などではないのだろう。しかし、本職の工作員はその辺をしっかり利用して侵蝕してくる。利用され、侵蝕される一方のサヨクは結局のところ、具体的に誰に護ってもらいたがっているのだろうか?

実のところを述べると、彼らの真の宗主は米国民主党なのだ。だから、米国大統領選挙のオバマ勝利をもって自分たちの勝利とみなし、安倍晋三総理の自民党が日本の民主党を壊滅させて大勝しても、知らん顔して安倍の支援者たちを「ごく少数のネット右翼」呼ばわりできるのだ。表向きは「米国から自立せよ」と唱えているが、本当のところはサヨクが最も親米なのだ。彼らは自分たちの主張が実現した瞬間、日本が攻められることをよく承知しているので、全国区の護憲政党が存在しない現状でも安穏として選挙に打って出ず、米軍基地反対などと唱えられるのだ。

これは数少ない肯定的主張である「日本のマンガを世界に」という声にも表れている。大半のマンガが実のところ戦闘を主題としていることはここで語るまでもないだろう。そのような戦闘マンガ[4]を背景に徴兵制のある国へ行って「反戦」を訴えたとしても、しょせん「戦争は平和である」(オーウェル)としか反応してもらえないだろう。

鎖国思想編集

そんな彼らは脱国境を訴えて国籍離脱願望にふける。そして、アジア市民との交流を訴える訳だが、サヨク文化が暗黙のうちに「自民党永久執権を前提にした戦後日本の文化」を基盤としていることを見落とす。アジア市民が「私たちの歴史に照らすと、その文化は理解不能だし、我らの歴史でも決してない」と語っても、耳を傾けない。なので、アジア市民は自然と日本サヨクを敬遠していく。

ところが、どれだけ孤立しても彼らは自省しようとせず、「これでもう右翼団体が影響を持つことはなくなった」とのたまい、「日本にだけは社会の分極化(ポラライゼーション)が存在しない」と説く。本格左派政権のなかったこの国で本気になってそう幻想できるのなら、それはサヨクの方が社会から分極化されているからに違いない。このように表の場で助言してあげる人間が周囲に存在しないほどに。だから、思考回路は自然と鎖国化していく。

当然そこには矛盾が生じてくる。青年が「お前らの歴史のどこに誇りというものがあるんだ!」と叫んだとしても決して反省することはなく、その青年を「危険な人種主義者」扱いして集団攻撃する。そして、「君は自分たちが某国に乗っ取られるかもと妄想しているのか?」と苛めんばかりに嘲笑する。しかし、そんなことを言って自賛している彼らを、その国から来た留学生たちは「待った、我が国がお前らの国にいつまでも勝てないと思っているのか?」とその欺瞞に感づき、直接の罵倒を伴わない「ステルス人種主義」の魔力を大いに体感する。この不信が主流メディアの報道を通して増幅されると、店舗爆破などのかたちで顕現することになる。この場合、第一に責任を問われるべきはサヨク団体の方だ。しかし、彼らの辞書に反省という文字はない。

これがより悪質化すると、こうした罵倒を行う際、敵対者に対して「コミュニケーションがとれない奴」「非正規社員」「統一教会の信者」などと論理内容と関係ないところで人格・階級攻撃[5]まで行うようになる。彼らによれば、こうした発言は決して人種主義ではない[6]らしい。しかし、こうした発言は明白にそうした者たちへの根拠なき差別発言である。被害者たちがこうしたサヨクに対して、生涯の恨みを抱き、どんなに困窮しても頼りにしようとしなくなるのは自然な展開だ。それに気付けないのなら、思想上の末期状態である。

最後の砦たる憲法が陥落する日、彼らは自暴自棄に走り、非正規社員などに向けている牙をいわゆる特定アジアに向けるかもしれない。実はアジアに理解されない社会認識の持ち主たる彼らは結局のところ、最大のアジア差別主義者となりそうだ。

代表的なサヨク文化人編集

  • 雨宮処凛・・・右翼からの転向組にして、現代若手サヨクの紅一点的存在。純粋培養組でないところが痛みを増す
  • 東浩紀
  • 森永卓郎・・・僕は男の問題のみを扱います。喫茶店の女の子が奴隷労働させられていてもまったく気にしませんが何か?
  • 津田大介
  • 雁屋哲
  • 三浦展・・・「一等以外はビリと同じ」は、サヨク団体の信条と決して矛盾しない!判ったか、下流社会の民よ!
  • 中川淳一郎・・・ネット右翼なんてのは、失うべきモノを持たない者の臭い運動だ!この発言のどこに内戦を煽る要素があるというのか!?
  • 安田浩一・・・サヨク団体にも言いたいことあるけど、ネット右翼の矛盾暴いたら好評だったからやっぱり止めよ
  • 団塊世代
  この「サヨク」はスーパー戦隊に関する書きかけ項目だ。
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脚注編集

  1. ^ 実際にそうなったとしたら、サヨク団体の存在理由はどこにいくのだろうか?
  2. ^ 日本社会党の歴史ほど戦後日本の大きな物語の中で未知なる物語はないだろう
  3. ^ あ、もう攻撃していたか
  4. ^ 戦闘美少女の発想は自民党型の防衛論であって、決して「反戦」を語っているのではない
  5. ^ 嫌韓流等によれば、敵対者は自分をイケメンと思っているようだ
  6. ^ 確かに人種主義ではないかも、階級主義、人格攻撃主義ではあっても

関連項目編集

この記事「サヨク」は何故か「左翼」とネタや題材がダブっています。どちらが真実なのかは神のみぞ知ります。


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