エクストリーム・朝青龍殴られ
エクストリーム・朝青龍殴られ(-あさしょうりゅうなぐられ)とは、大相撲の横綱・朝青龍に殴られて賞金1500万円をゲットする、下手をすると命を落としかねないエクストリームスポーツである。
概要編集
怒らせた朝青龍に殴られて、その後の交渉により賞金をゲットする、誰でも参加できるスポーツである。力士なら誰でもよいという訳ではなく、相手は朝青龍に限られる。これは、彼の性格が短気でキレ易いことに加えて、モンゴルに豊富な財を有しており賞金を引き出し易いことや、横綱の処分は社会的影響が大きいため賞金額を吊り上げられることが理由である。
競技の流れ編集
競技は以下の3ステージから成る。
エクストリーム・朝青龍探し編集
エクストリーム・朝青龍殴られは、酔っ払っている朝青龍を探すところから始まる。競技者は朝青龍のスケジュールを調査して、酔っ払っている朝青龍の出没しそうなところをチェックする。朝青龍の知人やマネージャーは、スケジュールを把握しやすく飲み会にも同席できるため有利である。朝青龍のスケジュールが全くわからない場合は、巡業中の都市の歓楽街をうろつけば、酔っ払っている朝青龍を見つけられる可能性が高い。
エクストリーム・朝青龍を挑発編集
酔っ払っている朝青龍を見つけたら、軽く肩をぶつけるなどした後に立ち止まり、視線を合わせることでゲーム・インとなる。あとは適度に罵詈雑言を浴びせ、朝青龍の張り手を引き出せばよいのだが、やりすぎると横綱級の張り手やぶちかましが飛んできて大変なことになるため、朝青龍の顔色を伺いながら調整することが重要である。朝青龍の張り手を受けたら、次のステージである「エクストリーム・朝青龍と示談」に進む。
なお、競技者は絶対に自分から手を出してはならない。自分から手を出した場合、交渉で賞金を得られないどころか、下手をすると傷害罪でお縄になる。
エクストリーム・朝青龍と示談編集
このステージからは朝青龍だけでなく、相撲協会や横綱審議委員会、マスコミや警察などを交えて駆け引きを行う頭脳スポーツとなる。競技者は、医者に診断書を書いてもらったり、警察に相談に駆け込んだり、マスコミに情報を流すなどして交渉を有利に進める。朝青龍サイドから隠蔽・事実捏造など工作が行われることが多いがすぐバレるので気にすることはない。最終的に交渉が成立すれば、示談金という名の賞金(基本は1500万円)をゲットできる。
賞金をゲットしたら、相撲協会に「殴られたというのはウソです」と申請して、朝青龍が引退に追い込まれることを防ぐことを忘れてはならない。朝青龍が引退してしまったら全国の朝青龍ファンを敵に回してしまうし、貴重な金ヅルに引退されて競技が終了しても困るからである。
勝敗の判定編集
勝利例編集
- 朝青龍から賞金1500万円をゲット!
敗北例編集
- 賞金をゲットできず、殴られ損。
- 朝青龍を引退に追い込んでしまい、ファンを敵に回す。
- 横綱級の張り手が飛んできて死亡。
歴代プレーヤー編集
- 2010年1月:六本木のクラブ経営者 - 賞金1500万円をゲットするも朝青龍を引退に追い込んでしまい、引き分け。
エクストリーム・日馬富士殴られ編集
2017年10月26日未明、このゲームの第2弾となるエクストリーム・日馬富士殴られが鳥取市内で開催された。プレイヤーは貴ノ岩。 貴ノ岩はカラオケのリモコンで殴打されるも耐えきった。しかし前述の朝青龍を引退に追い込んでしまったプレイヤー同様、日馬富士を引退に追い込んでしまった。賞金は2400万円を目標として日馬富士を提訴したが、母国モンゴルでの強烈なバッシングにより提訴取り下げに追い込まれた。賞金自体は日馬富士から直接もらえる見込みだが数百万円にとどまる見込みである。 なお、貴ノ岩自身も2018年12月にエクストリーム・貴ノ岩殴られを主催し、付け人を殴って引退に追い込まれた。
関連項目編集
関連競技編集
- 朝青龍を押し出したら1000万円(AbemaTV) - 本競技のソフト版。張り手を禁止しているため、命の危険はない。
流行記事大賞 銀賞受賞記事
この記事は2010年流行記事大賞にて銀賞を受賞しました。 |