アイドルマスター シンデレラガールズ
アイドルマスター シンデレラガールズとは、THE [email protected]から派生した新時代のアイドルグループコンテンツである。
概要編集
アイドルとは本来「偶像」を指す言葉だが、こと日本の芸能界においては「育成中の若手」を示す肩書きとして使われてきた。アイドルは歌も演技も下手で当たり前、若さと勢いで取り合えず芸能界で場数を踏んで地力を付けていくことで本格的な歌手やタレントへと成長していくのが常だったのである。が、1980年代になるとアイドルは通過点ではなく目的地となっていく。アイドルという中途半端な存在は、逆に親しみやすい「どこにでもいる、いつでも会える」日常の癒しとしてうってつけであり、「女子校の放課後」をコンセプトとしたダラダラなアイドル番組や特に面白味のない日常生活を綴っただけなアイドルのタレント本[1]が世に溢れる事となった。
しかしバブルが弾けると、利益を産みにくい木っ端タレントを養う余裕が無くなった娯楽メディアはアイドルというコンテンツを維持できなくなり、世にいうアイドル冬の時代が訪れてしまった。90年代後半にはモーニング娘。を起爆剤としてアイドルが復権するも、かつてのようにユルユルダラダラなアイドル像は「売り上げに繋がらない」「プロ意識に欠ける」として淘汰され姿を消してしまうこととなった。しかし需要自体が無くなった訳ではなく、諸々の問題を「コンテンツ自体を二次元に置き換える」というウルトラCで解決する新しいアイドルグループコンテンツが産まれた。それがこの『アイドルマスター シンデレラガールズ』である。
特徴編集
アイドルグループにおいて付きまとってきた問題の一つが、多種多様なニーズにどうやって対応するかという事であった。アイドルが双方向的なコンテンツでない以上、少ない人数で客側に対して細かいニーズを全て拾うのは困難である。しかし人数を増やせば一人一人の意識が低くなり、問題を起こしやすくなる[2]。しかし二次元のアイドルであれば、問題など起こり様も無いしニーズに合わせて[3]好きに人数を増やせる。貧乳巨乳ツンデレヤンデレと様々な属性を擬人化し続けた結果、アイドルマスター シンデレラガールズはTHE [email protected]からの出張アイドルを含めて200名を越えるアイドルを擁する超巨大グループとなったのである。
更に二次元ならばプライベート管理の必要もないし労働基準法も関係なく、年齢一桁のロリっ子も平然と参加しているし際どい格好をしたり出来る。衣装代もステージ機材も必要ない、安上がりでマニアのオナペットにも最適であり、2011年の結成から10年近くに渡って指示され続ける人気コンテンツとして親しまれている。
脚注編集
関連項目編集
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