西瓜
概要
原産は、アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯。日本に伝わった時期は不明だが、室町時代説が濃厚。夏に球形または楕円形の甘味を持つ果実を付ける。おなじみの縦縞模様が広まったのは昭和になってからで、それまでは黒色の無地で「鉄兜」「鉄球」と呼ばれていた。当然食用には適さないため、長らく人間が利用することは無かった。しかし西瓜の丸くて赤い果汁に富んでいるという特徴が注目され、近年では生首の代用品として広く用いられるようになった。
活躍の場
- 映画やドラマの撮影
- 銃弾で頭を撃ち抜くシーンでは実際に頭を撃つわけにはいかないため、かわりに西瓜を使う。あらかじめ俳優の頭部を胴体から取り外した上で、西瓜にとりかえて撮影に臨む。終わったら、俳優の頭部を胴体に付け直せばよい。あれ、なにか変だぞ。
- 西瓜割り
- 西瓜割りとは頭に見立てた西瓜を叩き割ることで、人間の殺人欲求を満たすイベントである。人間の頭骨より多少割れやすいことから、老若男女分け隔てなく楽しめる擬似殺人として人気が高い。西瓜を外から叩いて、いい音がすると中身がしっかりつまっておいしいという事が分かるが、志村けんの頭を叩いても脳みその中身までは分かりません。何もないのに大先輩の頭を叩く事は失礼にあたるが、「頭皮を刺激して、髪を生やしてあげようと思いまして・・・。」と言い訳すれば許してもらえるかもしれません。
- 西瓜の早食い競争
- もともとは日本を代表する僧侶である志村けんが西瓜を速く食べる説法を説いたことが始まりで、以後早食い競争として世間に広まった。志村の西瓜を食べ終わる時間は何と脅威の1.5秒! そのガッツキっぷりは、まさに超おなかがすいたカブトムシといった具合。この技はコーラ一気飲みよりもはるかに難しく、また西瓜が赤い為、口や歯も赤くなってしまい早食いをしている姿を誰かに見られると、獲物にガッついているライオンと間違われ、笑いどころか通報されてバキューン!!されかねないので、一般市民の皆さんはやらない方が賢明である。
- 西瓜殺人事件
- 西瓜を風呂敷に包み、サングラスをかけて公共の場に出かけ、うっかり風呂敷を落として西瓜を割ってしまうと、辺りは真っ赤に染まり周囲はパニックになる。殺人事件かと思って警察がやってきてから、実は西瓜でしたと風呂敷を開いてみると実に愉快。波野ノリスケはこの悪ふざけの第一人者である。
- 軍事利用
- 西瓜には一部とても激しい爆発を起こすものがある事が知られている。そこに目を付けた中華人民共和国は薬品によって西瓜を確実に爆弾化する事に成功した。西瓜爆弾開発成功の記事(外部リンク)スーパーに並んだ大きな西瓜・・・かーちゃんが嬉しそうに重い西瓜を買ってきて、台所で包丁を入れた途端・・・あぼ〜ん
食用に
前述の通り食べられない西瓜であるが、DHMOを全て取り除くことでメロンにすることが出来る。この技術の発見当初は食糧難を打破する有効な手段と思われたが、次のような問題があり実用化にはいたらなかった。
- 技術者にたいへん高度な英語能力が必要とされる
- 多くの西瓜農家がメロン用に西瓜を卸すようになり、生首代用品としての西瓜の値段が高騰する
- そもそも食べられない